最難関のパート?

さて、次は肯定側第一反駁ですが、肯定側第一反駁は否定側立論6分と否定側第一反駁4分の計10分間の議論へ4分間で反駁しなければなりません。

ですから、余計な話なんてしてられません。

さぁ、そんな肯定側第一反駁、肯定側はどのように反駁を展開してくるのでしょうか。

肯定側第一反駁、はじめてください


まず2点反駁した後3点再反駁をします。

デメリットの1点目に反駁します。 深刻性は発生しません。 怠けているのび太の未来が悲惨なものになることは当然のことです。子供が持っている「怠けていても幸せになれる」夢など見てしまえばその子の将来に悪影響となります。よってこんな夢は捨てさせるべきです。 したがって逆にメリットとなります。

デメリットの2点目に反駁します。 ドラえもんは終了しません。 ドラえもんが帰ってしまってもドラえもんは22世紀でセワシと暮らします。よってドラえもんとセワシの作品を作ることが出来ます。他にもドラえもんズなどもいるのでドラえもんの話は終わりません。 よってデメリットは発生しません。

再反駁です。

独裁者スイッチに再反駁します。 被害はあります。 テレビ版ではのび太に消された人たちがピンクのマーブル模様の空間に確かに拘束されています。 よってこの間の経済はとまっており被害は大きいです。

放射能汚染に再反駁します。 ドラえもんが蓄えている燃料はとても多いのです。 ドラえもんは食べたものを燃料にしています。三食におやつまでしっかり取っているのですからエネルギー密度はとても高くなります。 よってドラえもんは危険です。

秘密道具の被害に再反駁します。 ドラえもんは今後被害を出します。 ドラえもんは道具の使い方を間違えています。ただ偶然にも人を殺傷していないだけです。そして独裁者スイッチのように実際に被害は出ています。また、今後最も被害にあうのはのび太です。ドラえもんが宇宙にどこでもドアをつないだとき、のび太は吸い出されそうになり必死にどこでもドアのふちにつかまって難を逃れました。もし吸い出されていればのび太は死んでいたのです。ドラえもんがのび太を殺してしまえばのび太の将来はなくなってしまいます。 よって将来のある肯定側のほうがのび太は幸せです。

-770文字

セワシくん登場

覚えていましたか?ここにきて、否定側質疑で、肯定側が応答したセワシくんが出てきました。やっぱり、あれは反駁への布石の回答だったんですね

さて、セワシ君に気をとられてしまいましたが、次はいよいよ、否定側最後の反駁、否定側第二反駁です。

600秒と240秒

肯定側第一反駁は、否定側立論6分、否定側第一反駁4分の計10分へ、4分間で反駁しなければなりません。

否定側第一反駁の4分間でさえ、反駁するには短い時間だったのに、肯定側第一反駁はなおさら短いのです。そのため、どの反駁が本当に必要なのかを見極め、優先順位を確実につけ、無駄な言葉をなくし、反駁をする必要があるのです。

言いようによっては、もっとも難しいパートかも知れません。

 
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